掉尾の一振 2020年12月
2020年12月29日、東京株式市場では日経平均株価は1990年8月以来、約30年4ヶ月ぶりの高値をつけた。前引けは前日比438円34銭高の2万7292円37銭で取引を終えた。
相場格言に「掉尾の一振(とうびのいっしん)」という、年末にかけて株価上昇を期待することが言われるが、今年は新型コロナウイルス感染、世界的にパンデミックとなり世界の株価は同時株安となった経緯がある。
そんな悲観的相場から年後半は新型コロナウイルスワクチン開発から経済回復期待で米国株は史上最高値、日経平均株価も30年ぶりの2万7000円台まで上昇した。