日本郵船、川崎汽船2社無配、商船三井2円配当
日本郵船が復配を検討していると報じられた、日本経済新聞電子版2017年8月18日の記事では、2018年3月期末の復配を検討しているという。海運市況の悪化から同社は2017年3月期は無配転落となっていたが、業績改善から株主への利益還元策を方針として打ち出す模様。
海運大手3社はコンテナ船事業統合により新会社「オーシャン・ネットワーク・エクスプレス」を2018年4月からサービス開始する。日本郵船、商船三井、川崎汽船の国内海運大手が統合することによりコスト削減と、スケールメリットを生かすことが強みになる。
単体では商船三井(9104)が2016年3月期は5円配当から、2017年3月期に2円配当へ3円の減配となっていたが今期2018年3月期も2円配当を維持する考え。
日本郵船(9101)は2016年3月期6円配当から2017年3月期無配転落、2018年3月期に復配を検討。
川崎汽船(9107)は2016年3月期5円配当から2017年3月期無配転落、東洋経済新報社の四季報予想では2018年3月期に0円~7.5円配当となっている。
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