シルバーライフ初値予想は4500円
きょう東証マザーズ市場に新規上場したシルバーライフが買い気配、前引けは4500円まで気配値が上昇して売買成立せず買い超となっている。同社は公開価格2500円、高齢者向け配食サービスを手掛けている。
シルバーライフ初値予想は市場コンセンサスで公開価格2500円に対して4500円との見方だが、このコンセンサスを上回る可能性が高いとみられている。同社は公募50万株、売出し15万株、OA(オーバーアロットメントによる売出し9万7500株)、公開規模は約19億円、主幹事はみずほ証券となっている。
高齢者向け配食サービスを、FCフランチャイズ加盟店と本部運営しながら展開。「まごころ弁当」、「配食のふれ愛」という2つのブランドで563店舗を展開中。
高齢者社会が深刻化しており、上場企業の中にも介護事業、高齢者向けサービスを行うIPOが増加している。10月25日は、シルバーライフ(9262)とテンポイノベーション(3484)の2社が新規上場、26日はSKIYAKI(3995)上場を控えており投資家もIPO銘柄への資金配分が分散しそうだ。