ロコンド決算発表58.9%減益
靴のECサイト「LOCONDO.jp」で成長し続けるロコンド(3558)が、4月13日引け後に2018年2月期決算発表を行った。同時に中期経営計画も公表されており、直近ではカタログ通販大手のシャディ買収、3月EC受注高が1月を上回り史上最高額を記録するなど好業績と将来への成長布石がみられるため、強気な業績見通しと投資家に好感される中期経営計画が発表されると期待されていた。
ロコンド2018年2月期の売上高は前年比37.3%増の39億7200万円、営業利益は68.9%増の3億2600万円、経常利益は59.8%増の3億1200万円、最終利益は58.9%減の1億7500万円という実績だった。最終利益が大幅に減ったのは、積極的に広告宣伝費投資したほか、繰延税金資産1億300万円を取り崩すことにより従来予想3億8500万円に対して1億7500万円になったと説明している。
PTS市場ロコンド株価大幅安
2018年2月期決算及び、2019年2月期の業績予想を受けてロコンド株価は時間外取引で急落している。夜間取引PTS価格は東証終値1454円(前日比54円高)に対して、300円安の1154円売り気配、下落率は20.63%の大幅安となっている。PTS価格で時間外取引・夜間取引が出来るSBI証券と松井証券で翌営業日朝より先回りしてリスク回避することができるメリットがある。
PTS価格から推測するに週明け月曜日はロコンド株価は下落して始まる可能性大であるが、証券専門家からは中期経営計画がアナリストなどに髙く評価されるかがポイントという意見が聞かれた。2017年度の取扱高実績は95億円を2018年度150億円、2019年度225億円、2020年度300億円へ急成長する計画。テレビCMを積極的ン投資、下期はラオックスと業務提携、シャディ買収など目先の利益よりも成長投資を重視した経営を、中期的に評価されてくると予想される。
PTS価格
公式ページSBI証券
公式ページ松井証券
公式ページロコンド2020年までの中期経営計画