昭和電工レーティング「A」
黒鉛電極の需要と価格上昇を背景に昭和電工業績が好調、しかし株価は昨年10月高値6470円から下落して時価3775円と冴えない。証券アナリストは好業績銘柄で割安株、バリュー投資対象として注目されている。
岩井コスモ証券が3月12日付けレポートで、昭和電工(4004)投資判断「A」継続、目標株価8180円から7600円へ引き下げた。とはいうものの、時価3775円の2倍以上という上値余地の大きい目標株価設定となっている。
岩井コスモ証券投資情報レポートでは、「無機事業の好調継続で前期営業利益は前期比2.3倍、会社計画に対しても上振れ、今期は特に下期に上振れ余地あり目標株価を見直すがレーティング「A」継続、配当性向引き上げに期待。」と紹介している。
投資のポイントとしてPER約4倍、今期予想配当利回り3%台、今期末の予想1株純資産3800円から極端に割安な理由になると挙げている。