サカイ引越センター割引無しで業績高まる
物流業界の人手不足が深刻な問題となり、人件費の上昇が宅配便業界とネット通販大手アマゾンドットコムで表面化して以来、運送業界では運賃上昇が広く浸透している。今度は3月~4月にピークを迎える引っ越しシーズンで人手不足から「引っ越し難民が大量発生?」と話題になっている。
2月11日付け日本経済新聞朝刊によると「引っ越し中堅のアップルは今春は企業から依頼される引っ越しを100件以上断るかもしれない」とか、最大手のサカイ引越センターは「顧客に異動時期の分散を依頼し始めた、今春は「割引キャンペーン」をする必然性も乏しく、単価は逆に上がりそうだ」と報じている。
東証一部市場へ上場しているサカイ引越センター(9039)株価は2月9日終値4870円、2月上旬から世界の株価が急落して同社株価も同様に下落している。1月26日に発表した2018年3月期見通しと第三四半期決算は年間配当を40円から50円へ10円増配、通期の売上高予想は前期比7.9%増の862億4700万円、営業利益25%増の94億3800万円、最終利益17.8%増の53億4400万円となっているが、株価の評価がされていない模様。
参考大量保有報告書 サカイ引越センター(9039)-みさき投資(買い増し)
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