パイオニア上場廃止、香港の投資ファンド完全子会社化へ

パイオニア買収1株66円10銭

写真ニコニコニュースより引用

東証一部市場の値下がり率ランキング1位はパイオニア(6773)、売り気配から始まり25円安の63円で寄り付いた。先週末に香港の投資ファンド「ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア」へ第三者割当増資を行い傘下入りすることを発表。

パイオニア森谷浩一社長は記者会見で「この選択が最善だった」と述べ、ベアリング社から1020億円の支援を受け会社再生を目指すこと発言した。パイオニアは再建計画の中に。現在2万人いる従業員のうち3000人の人員削減リストラを行い、生産体制・販売の見直しを行う。

12月7日終値88円だったが、ファンドが買取価格はパイオニア株式1株66円10銭と時価よりも大幅に安く、10日はサヤ寄せする格好で大幅安となった。

パイオニアは2019年3月27日に上場廃止予定となることで、SMBC日興証券はレーティング「カバレッジ停止」とした。

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