パソナグループ淡路島に移転
人材派遣サービス、保険介護、家事代行などで大手パソナグループが本社機能を淡路島に移転すると報じられた。経営企画、人事部など1200人が移動の対象となり、主要幹部は常駐するという。
テレワークが広がり一般的になった現在、企業のオフィス需要に変化が生じている。駅前好立地の広い面積の高い家賃でテナントに入るよりも、小規模スペースで従業員満足度の高い業務効率の高まるレイアウトへ改装する企業も増えた。
東京一極集中から地方へ移転することにより、災害などの不測の事態にも備えて企業存続を維持できるように準備する目的もある。報道によると東京本社には4600人の従業員が働き、管理部門やシステム部門人員の7割を淡路島に移し、残りの3割を東京に残す考え。
