中村超硬4カ月間で株価3倍
中村超硬(6166)株価が堅調、11月29日に6940円まで上昇して上場来高値を記録した。今年8月4日の株価は2362円で、わずか4カ月間で株価3倍になった計算になる。
中村超硬の株価が上昇する背景とはなにか?
いちよし証券アナリストレポートによると、中村超硬のダイヤモンドワイヤ需要が想定以上に強く、増産投資を考慮して目標株価を4000円から6500円に引き上げ、レーティング「B」を継続するとしている。
太陽電池向け多結晶シリコン切断用途を中心にダイヤモンドワイヤ需要が強く、業績好調が続いている。同社は生産設備投資を行い新規設備で高速化を2017年4月から2018年3月期末にかけて行い、生産能力を2倍以上にする見通し。
機関投資家からも投資対象として中村超硬株が買われている。直近では12月に大和証券投資信託委託が24万1100株(5.15%)を取得していることが判明。11月22日には三井住友アセットマネジメントが23万6799株(5.06%)を保有したことが判明している。
ブラックロックジャパンは11月21日に、保有株比率を5.30%から5.12%に引き下げたが23万9600株を保有、英国バークレイズ・キャピタルは10月16日に保有株21万4300株、保有株比率6.07%から4.58%へ減少したことがわかっている。
これだけ表にわかってる資料だけでも、資金量豊富な機関投資家が4社も名前が挙がってくる。株価が上場来高値水準で過去の株価から見れば高過ぎるような気がするが、三井住友アセットマネジメント(SMAM投信直販ネット)と大和証券投資信託委託は直近の買付であり、今後の株高をまだ上値を狙っていると推測される。こうした機関投資家の株買いは中村超硬株見通しポジティブニュースといえよう。
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参考大量保有報告書 中村超硬(6166)-大和証券投資信託委託(大量取得)
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