議決権の争奪戦などLIXILグループ(5938)がマスコミの話題になったが、6月25日の株主総会で前CEOの瀬戸氏が取締役代表執行役社長兼CEOに就任、株主提案が採決された。
26日のLIXILグループ株価は前日比236円高の1714円、上昇率は15.97%と大幅高となった。株価の値動きを見る限りでは、投資家はLIXILグループ人事に期待を持ってポジティブに受けとめられた模様。
野村證券では「経営の方向感を見極めるのにしばしの時間、投資判断「ニュートラル」継続」としている。みずほ証券では定時株主総会で瀬戸氏がCEOに復帰したことで業績改善期待が高まるとして、LIXILグループレーティング「中立」→「買い」へ引き上げている。