レオスキャピタルワークス保有株増
ひふみ投信を運用しているレオス・キャピタルワークスが、ほぼ日刊イトイ新聞、ほぼ日手帳を収益の柱にしている「ほぼ日」の株式を買い増ししたことが判明。5月2日に提出された5%ルール大量保有報告書で新規に5.08%を取得したことでほぼ日株価ストップ高まで上昇。
藤野英人氏が代表のレオス・キャピタルワークスがほぼ日株を買っている、将来性を評価する形と話題性から個人投資家が一気に買い始めたことで株価は5月8日にストップ高、上場来高値5670円を記録した。
その後も余韻で買われ続け、5月11日には6390円まで上昇した。同社株は3月IPOで糸井重里氏が社長なことで話題性が高く、上場初日に初値がつかず上場2日目に公開価格2350円に対してほぼ日初値は2.2倍の5360円をつけて注目された。
IPO関係者によると話題性で初値が高騰したが、主力の収益がほぼ日手帳なのでバリュエーションは割高との見方から上場後は株価が低迷。IPO初値天井というセカンダリー投資家が泣かされる展開が続いたが、有名な運用会社が買ったことで先高観が材料視された。
5月11日に提出された最新資料では、レオスキャピタルワークスが更にほぼ日株式を追加買い増ししていることがわかり、保有株数が117,500株から145,000株に増加、保有株比率は5.08%から6.27%へ増加して、継続して強気の見通しが投資家に伝わったと市場関係者の間で話題になった。
参考ほぼ日株価チャート:マーケットスピード
5%ルール大量保有報告書 ほぼ日(3560)-レオス・キャピタルワークス(保有株増)
平成29年5月11日受付
発行会社:ほぼ日(3560)
提出者:レオスキャピタルワークス
145,000株 5.08%→6.27%
保有目的:「投資一任契約」及び「投資信託委託契約」に基づく純投資
(備考)ひふみ投信