大和証券はトヨタ自動車株式の投資判断を「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価8700円を据え置きとするアナリストレポートを7月18日付けで発行。
アナリストは自動車業界の分析を、自動車業界全体が厳しい環境で需要が伸びない中、CASE対応などに研究費・設備投資が嵩んでいる。こうした環境下の中でトヨタ自動車(7203)はCo2欧州規制での優位性、アセアン好ポジションに加え中国でも経済合理性が重要視されるなか、中古車市場も成長。
CASEとは
C=Connected
A=Autonomous
S=Shared & Services
E=Electric
自動車業界の今後の成長と課題は、C=コネクテッド、A=自動運転、S=カーシェアリング・サービス、E=電気自動車の頭文字をとって「CASE」が最大注目テーマとなっている。
大和証券レーティング定義
1(買い)=15%以上上回る
2(アウトパフォーム)=5%~15%上回る
3(中立)=±5%未満
4(アンダーパフォーム)=5%~15%下回る
5(売り)=15%以上下回る
今後12か月程度のパフォーマンスがベンチマークとする株価指数(TOPIX)の騰落率と比べて株式レーティングを付与。