給料が増えた企業ランキング1位540万円
東証一部上場企業の中で「過去5年間で給与が増えたランキング」の1位はキーエンスだった。日本経済新聞社が2011年度と2016年度の有価証券報告書を調べた結果から、企業のトレンドや増収率など株式投資のヒントになっている。
給料増加率ランキング1位のキーエンスは、従業員1人当たりの年間給与が540万円増えた、年間平均給与は1860万円で調査対象となった上場企業1000社のなかで一番高い。2位は三菱商事の1380万円で、給料が高い会社に就職するならキーエンスということになる。
キーエンス株価はファクトリーオートメーション化で需要が高まり上場来高値を更新した、増加率2位の福田組は新潟県が地盤のゼネコン、新潟県内最大のゼネコンだが首都圏にも建築、開発業務を進出して業績を伸ばしており福田組株価も2017年8月17日に上場来高値を記録した。
3位のミスミグループ本社もFA関連銘柄、金型部品専門商社が元で自動車工場、スマホ生産工場など好調な業界向けに工場自動化や生産効率化に順調。業績は6期連続で最高純利益を更新しており、株価も8月8日に2850円まで上昇して年初来高値を更新している。
給与が増えた企業ランキングベスト10社
企業名 | 2011年度平均給与 | 2016年度平均給与 | 増加額 |
キーエンス(6861) | 13,140,000 | 18,610,000 | 5,470,000 |
福田組(1899) | 5,060,000 | 9,500,000 | 4,440,000 |
ミスミグループ本社(9962) | 4,250,000 | 6,960,000 | 2,710,000 |
トレンドマイクロ(4704) | 6,930,000 | 9,370,000 | 2,440,000 |
安藤・間(1719) | 6,250,000 | 8,680,000 | 2,430,000 |
ファナック(6954) | 10,770,000 | 13,180,000 | 2,410,000 |
日比谷総合設備(1982) | 7,000,000 | 9,160,000 | 2,160,000 |
ルック(8029) | 3,700,000 | 5,790,000 | 2,090,000 |
ダイダン(1980) | 7,300,000 | 9,300,000 | 2,000,000 |
ゴールドウイン(8111) | 4,420,000 | 6,380,000 | 1,960,000 |