トランザス初値予想3000円
今週は8月9日にIPOが1件、東証マザーズ市場へトランザス(6696)が新規上場する。IoT機器関連、ウェアラブルデバイス、IPTVサービスなど投資家に成長性を期待させる業種で、トランザス初値予想は注目度が高い。
主幹事はいちよし証券だけに、成長性の高い中小型株というイメージが強く、業種がIoT(モノがインターネットにつながり情報交換することで相互に制御する仕組み)という点も人気がつきやすい。
公募38万株、売出し36万株、オーバーアロットメントによる売出し10万株、公開価格は仮条件1240円~1300円の上限1300円で決まった。上場時発行済株式数は298万8000株、時価総額38億8400万円、新規上場による資金調達額は10億9200万円となる。
IPO購入方法
いちよし証券株式会社
みずほ証券株式会社
株式会社SBI証券
エース証券株式会社
マネックス証券株式会社
極東証券株式会社
水戸証券株式会社
トランザス業績の推移は時流に乗った業種と言うこともあり成長性の高いことが伺える。8月のIPOスケジュールが3件と少ない事や、中小型株に強みがあるいちよし証券が主幹事となる案件、IoT関連銘柄ということもあり、トランザス初値は堅調な展開が想定される。
公開価格1300円も個人投資家には手頃な株価で手掛けやすい、上場初日の値幅制限は2990円という点からトランザス初値予想は3000円を基準に、オーバーシュート気味の3600円程度まで考えて良さそう。セカンダリー投資は、初値3000円を下回るようなら一度は試してみたい感じがする。
トランザス企業情報
企業名 | トランザス(6696) |
市場 | マザーズ |
事業内容 | IoT端末や機器装置の製造販売及びシステム・サービスの提供並びに業務システム等の受託開発等 |
上場予定日 | 8月9日 |
公募 | 380,000 |
売出し | 360,000 |
OA | 100,000 |
仮条件決定日 | 7月20日 |
ブックビルディング期間 | 7月24日-7月28日 |
公開価格決定日 | 7月31日 |
申し込み期間 | 8月2日-8月7日 |
払込日 | 7月18日 |
幹事証券 | いちよし証券、みずほ証券、SBI証券、エース証券、マネックス証券、極東証券、水戸証券 |
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