日経平均１７２５０円の節目を突破、チャート的には上昇継続
【2016/10/21(金曜)】
大引けの日経平均株価は50円91銭安の1万7184円59銭、ＴＯＰＩＸは5.51ポイント安の1365.29ポイントで終了。東証一部の出来高は18億2750万株、売買代金は2兆320億円、値上がり銘柄数723、値下がり銘柄数1117、変わらずは145、ザラバの高値は1万7283円75銭まで上昇する場面もあり、上値の重たい抵抗帯1万7000円～1万7250円を瞬間的にも上抜いたことがサプライズでした。
任天堂ＮＸの映像が公開されると前日に急騰した任天堂(7974)が新型ゲーム機「Nintendo Switch（ニンテンドー スイッチ）」とわかり材料出尽くし感で急反落。20日に870円高となったが21日は1765円安と前日の上昇分の２倍近い値下がりとなり投資家の期待が大きすぎた失望売りが株価に表現されました。
同様にゲーム関連で急騰したガンホー・オンライン(3765)も5.76％下落、丸和運輸機関(9090)も急落。さが美(8201)、モバイルクリエイト(3669)、リアルコム(3856)、串カツ田中(3547)などが続落となっています。
週末で上値追いが難しいタイミングでも1万7000円～1万7250円の節目を上抜く相場の強さだったが、午後2時半頃に鳥取県でマグニチュード6.7、震度6弱の地震が発生したことで安全リスクの円買いが始まりドル円相場は急激に1ドル＝103円台に円高となり、株先物売りで急速に下げ加速となり朝高後マイナスになって取引を終えています。
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【日経平均株価の妥当レンジを17900円まで引き上げ】
国内調査機関のＴＩＷでは、中国・欧州で大きな懸念材料が出てこない限りは株価が下押しする材料は特に見当たらないと指摘。株価はバリュエーション面からむしろ浮揚する方向に動くと考え、第2四半期決算の下方修正懸念は全体的には織り込まれているとみて、悪材料出尽くしから17000円台奪還の動きを予想。日経平均妥当レンジを16500～17800円から16550～17900円に引き上げています。
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日立化成は２０１７年の注目株、息の長い資金が買い続けている
日立製作所、ゴールドマンサックス証券がレーティング格下げ
Nintendo-Switch(ニンテンドースイッチ)を公開、任天堂株は急落
ユーザベース(3966)の初値は2908円、公開価格を15.8％上回る、その後ストップ高に
きょうマザーズに新規上場のユーザベース(3966)が午前９時29分に、公開価格2510円を15.8％上回る2908円で初値をつけた。その後は急伸し初値から502円ストップ高水準となる3410円まで買われた。
同社は、経済・金融情報サービス「スピーダ」や経済ニュース統合アプリ「ニューズピックス」を手がける。公募54万3000株、売り出し19万3300株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し11万400株を実施した。会社側がきょうの寄り付き前に発表した16年12月期の連結営業利益は１億5300万円（前期は３億3200万円の営業赤字）の見通し。
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・安川電(6506)の中間期営業益は27.2％減の138億1800万円
・不動産株、任天堂、ガンホー、川上塗料などロシア関連が値上がり
