ファンドが狙うレオパレス21
アパート賃貸・建築が主業のレオパレス21(8848)、建築法違反物件の報道から株価が大きく値下がりして業績悪化となった。代表者交代もあり、経営再建、信用回復に向けてる途中だが、株価変動が投資チャンスとして注目する投資家も多い。
著名投資家の村上世彰氏(旧村上ファンド)が関与する投資会社レノがレオパレス21株式を大量取得した話題もあったが、8月20日提出された大量保有報告書、一般的に5%ルールと呼ばれる物で、プリンシパル・グローバル・インベスターズ株式会社が保有するレオパレス21株式を売却していることがわかった。
最新資料によると、前回までは発行済み株式数の5.17%を保有してたが、新しく提出された変動では4.11%まで保有株比率が低下。現状では10,076,400株の保有株となっている。
5%ルールは、保有株比率が5%未満であれば届け出る義務は無くなるので、一般的な証券業界の見方としてリンシパル・グローバル・インベスターズは保有するレオパレス21全株式を売り切ると予想されている。
5%ルール大量保有報告書 レオパレス21(8848)-プリンシパルグローバルインベスターズ(保有株処分売り)
レオパレス21開示情報「界壁施工不備問題」について