サポート終了認知度は63%程度と低い
ウインドウズ7OSサポート終了は2020年1月14日、日本マイクロソフトがWindows10移行を促しており、パソコン業界、情報通信機器業界は商機となる。またパソコンユーザーはサイバー攻撃、セキュリティ危機から更新プログラムの無くなったWindow7を使用するのは危険。
日本マイクロソフトアンケートによると、従業員1000人未満の中小企業では、Windows7サポート終了の認知率は63%と全体の3分の1程度がまだ知らない、認知していない状況が明らかになった。
Windos OS 移行はマイクロソフト社の経営戦略で強制的にパソコンを買行ける需要を促すと批判も多いと思うが、Windows XP サポート終了時の2013年10月~12月の累計パソコン国内出荷金額は前年同月比25.2%増の2426億円、2014年1月~3月は45.7%王の3107億円だった。
過去の数字をみてわかるように、Windows 7からWindows 10 へ移行するにあたりパソコン販売台数は特需で急増する可能性が濃厚と予想される。株式投資テーマとして「Windows7サポート終了関連銘柄」でビジネスチャンスの銘柄をピックアップ。
参考マイクロソフト公式ページWindows7サポート終了のお知らせ
Windows7サポート終了ビジネスチャンス銘柄 | |
ビックカメラ(3048) | 家電量販店の大手でWindows XPサポート終了直前には、PC通信機器の売上高が急増。2014年1月期は前年同月比13%増、2月7.8%増、3月55.7%増となった経緯がある。 |
大塚商会(4768) | 情報サービス大手、中小企業向けにサービス提供シェアが多くWindows10移行支援サービスを展開。 |
NEC(6701) | 企業向け官公庁向けビジネス用パソコンのWindows10移行支援を手掛ける。計画、設計、検証、運用までワンストップサービスを手掛ける。 |
富士通(6702) | サーバー国内首位クラス、ICT情報通信サービスでは官公庁、金融機関向けに顧客を持ち強み。Windows10移行サービスを展開中。 |
リコー(7752) | プリンター、コピーなど複合機メーカー大手。日本マクロソフトと共同で中堅企業、中小企業向けにWindows10の導入促進を手掛けている。 |
富士ソフト(9749) | 独立系ソフト大手の一角、Windows7からWindows10へ簡単にアップグレードできるコンピューターソフト「らくらくアップグレードfor Windows」を販売。 |