バリュエーションはチャイナショック時の下限まで低下
三菱電機株価が6月26日に1401円まで値下がりして年初来安値を更新した。米中貿易摩擦を懸念して世界の投資家は、中国関連銘柄、外需関連、指数に連動した大型株を売る動きが継続、安全資産への資金シフトが鮮明に続いている。
ネット証券大手のSBI証券は、7月3日付けアナリストレポートで三菱電機(6503)は売られ過ぎと判断して投資判断を「強気」でカバレッジ開始とリリースしている。押し目買い、逆張り志向の個人投資家には注目株として人気を集める可能性が出てきた。
レポートでは(1)2021年3月期の営業利益は4000億円の大台へ、(2)2019年3月期は会社予想、市場コンセンサス予想を上回ると予想、(3)バリューエーションは「チャイナショック時」の下限近辺にまで低下、(4)ダウンサイドよりアップサイドが大きいため投資判断は「強気」、(5)目標株価は1740円(時価1422円)と銘柄紹介している。