日経平均株価予想は年央高2万4000円抜け
みずほ証券グローバル投資家アンケート調査3月号で、投資家による2018年の日経平均株価予想は2万円~2万3000円に集中している。さらに1月23日に26年ぶりにつけた高値2万4000円を再び抜けるという予想の投資家はわずか9%しかいなかった。
みずほ証券は「日経平均は7月頃に2万4000円更新予想」と、株式相場の見通しレポートを発行したことがマーケット関係者の間で話題になっている。同証券では6月末の日経平均株価予想を従来2万5000円としていたが、今回修正して2万5000円→2万3000円へ引き下げている。
しかし多くの投資家が2万4000円を回復するのは困難との見通しの中で、同証券は6月末に2万3000円、7月には再び1月の高値を抜いて2万4000円を更新すると強気の予想をしている。
背景には初夏までには森友学園問題、米中貿易摩擦が沈静化して、世界的なリスクオンに戻るとしている。そして年末の日経平均株価は2万2000円予想になるという。