RPAホールディングス初値予想を上回る買いニーズ
3月27日の日本株市場は大幅続伸、日経平均株価は551円22銭高の21317円32銭、TOPIXは45.81ポイント高の1717.13ポイントで終了。東証一部の出来高は16億4385万株、値上がり銘柄数1966、値下がり銘柄数105、変わらずは13と全面高。
米国株式市場が大幅高、国内では佐川前国税庁長官の証人喚問で政治家の関与が出なかったことで上げ幅を拡大。ピッチの早い上昇に投資家の姿勢は一気にリスクオンに傾いた、外国為替市場で円高に傾かなかった事や、3月期末権利付き買いニーズも日本株上昇の要因となった。
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配当権利付き最終日で配当利回りの高い三菱商事、三井物産など商社株、メガバンクなどが買われ、カリスマ経営者と呼ばれたカルビーの松本CEOが退任を発表したカルビー株価は急落。マネーパートナーズGは増配を好感して上昇、サイバーエージェントは証券会社のレーティングが反応して値上がりした。
東証一部市場の値上がり率ランキングトップはイーブックイニシアティブ(3658)で連日のストップ高、ヤフー(4689)との提携が業績拡大への期待感から買われた。象印マホービン(7965)はインバウンド需要でCLSA証券が投資評価を「BUY」に格上げ目標株価を1200円→1770円に引き上げたことで164円高の1567円と大幅高、アルゴグラフィック(7595)は業績上方修正発表からストップ高まで買い物を集めた。
東証マザーズ市場では新規公開株が1銘柄、RPAホールディングス(6572)はロボットアウトソーシング事業、人間に代わって事務作業代行ソフトウェアなど開発販売する企業が新規上場した。時流に乗ったテーマであり、主幹事がSBI証券ということでオンライン取引の個人投資家からも人気株となり、上場初日は初値がつかず。
IPO情報でRPAホールディングス初値予想は、公開価格3570円の2.3倍となる8200円と注目されたが、買い注文が殺到して市場コンセンサスを上回る買いニーズが発生。RPAホールディングス初値は値幅制限の上限8220円買い気配のまま初値持越しとなった。