円高=日本株売りヘッジファンド売買プログラム
米国株が3日連続大幅安、日経平均株価は2番底を底抜けして下値模索の展開。本日の反発で148円高の20766円となったが、テクニカル面では20300円が重要な下値サポートライン、まだ強気に転換するには不安定な相場環境になっている。
為替市場では1ドル=104円台へ円高となったことで、ヘッジファンドなどは「円高=日本株売り」というプログラム売買で売り圧力が強い。東海東京では「まだ、セリングクライマックス感は乏しい」とコメント。先週、先物手口は野村證券が日経レバレッジを買い越し、みずほ証券も先物を買い越し、ゴールドマンサックスとクレディスイスは先物を売り越したままのポジションを組んでいる。
兜町地場情報では、ゴールドマンサックス、クレディスイス証券が先物を買い越しに転じないとセリングクライマックス、当面の下値をつけたとは言い難いとの話題があった。
ここは円高でも耐えられる日本株銘柄を選択、東海東京証券ではレーティング(投資評価)の高い、円高に強い内需・ディフェンシブ銘柄で波乱相場を乗り切る投資戦略を紹介している。
円高に強い内需・ディフェンシブ銘柄リスト
銘柄 | 目標株価 | 株価(3/26) | 乖離率 |
小野薬品(4528) | 3870 | 3181 | 21.7% |
レシップHD(7213) | 1200 | 792 | 51.5% |
JACリクルート(2124) | 2700 | 2194 | 23.1% |
船井総研HD(9757) | 2400 | 2116 | 13.4% |
ハウス食品グループ(2810) | 4370 | 3420 | 27.8% |
Gunosy(6047) | 3300 | 2700 | 22.2% |
DAコンソーシアムHD(6534) | 3200 | 2380 | 34.5% |
あいホールディングス(3076) | 3700 | 2801 | 32.1% |
リンク&モチベーション(2170) | 1300 | 1160 | 12.1% |
トナミHD(9070) | 6550 | 5870 | 11.6% |
雪印メグミルク(2270) | 4350 | 2804 | 55.1% |
シスメックス(6869) | 10200 | 9060 | 12.6% |