海外投資家による日本株買いが続く可能性
三菱UFJモルガン・スタンレー証券による日本株見通しでは、欧州株から日本株へ資金シフトが起きている可能性があると指摘。
今年前半、グローバルな株式投資家は想定以上の欧州景気回復を受け欧州株の組入れを高めてきたものの、欧州景気は市場コンセンサスを上回る状況ではなくなっていることやドイツ連邦議会選挙で与党の議席減少、スペイン・カタルーニャ地方の独立を問う住民投票で独立賛成が90%を超えるなど、政治的な不透明感が拡がっていることから、日本の政治的な安定が評価されていると解説。
今後は、日本株の相対リターンが高いことから日本経済への関心が高まり、好調な企業業績が外国人投資家に改めて認識されると期待できるため、年末に向けて外国人投資家の日本株買いが続く可能性が高いと予想しています。