海運株大手3社の投資判断
野村證券が作成した海運セクターのレポートでは、商船三井はBPS毀損リスクが他の2社に比べて低く、中長期案件の獲得も進み、2020年3月期予想基準PBRが0.6倍弱と過去の中でも割安な水準と指摘。
日本郵船はドライバルク市況改善が好材料も、航空輸送事業がエレクトロニクスの出荷減少から従来に比べて損失が拡大する見込みで、特別損失が発生する可能性があり、割安感はないと解説。
川崎汽船は業績が大底から改善に向かっているも、同PBRは1倍とすでに回復を織り込んでいる水準で財務体質や収益性が脆弱なため、相対的に慎重に見ておきたいとコメント。個別では、商船三井を買い推奨しています。
丸三証券来週の見通しレポート「長期は好業績、短期はバイオ」
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