米国大手通信再編で加速する5G関連銘柄
ソフトバンクグループ傘下の米国通信会社スプリントと、Tモバイルが合併することが明らかになった。2社は5G(第5世代移動通信システム)投資400億ドル(4.4兆円)となる背景に合併が不可欠と判断した。
アメリカ国内の携帯電話通信事業者首位はベライゾン、2位AT&T、3位Tモバイル、4位スプリントの業界図が変わる。業界3位と4位の合併により、1位、2位の2社に匹敵する強大なライバルが誕生するからだ。
通信大手再編により、5G設備投資の加速と第5世代移動通信システムサービスの本格化が見込まれ、通信設備工事、インフラ設備、ネットワーク構築などの分野に需要が高まる。既に日本国内ではアンリツ株価が数か月掛けて40%上昇した、こういう買い方は機関投資家のような息の長い投資資金が入っていると考えられている。
再び日本株式市場でも「5G関連銘柄」へ注目するタイミングが到来。電気通信工事のコムシスHD、協和エクシオ決算発表日はゴールデンウィーク明けの5月8日、9日に予定されている。電線・光ファイバー関連の古河電工、フジクラ決算発表日も5月9日、11日が予定されている。
5G関連銘柄
証券コード | 銘柄名 | 株価(5/2) | 事業内容 |
1721 | コムシスHD | 2953 | 電気通信工事 |
1951 | 協和エクシオ | 2815 | |
6701 | NEC | 2991 | インフラ設備 |
5801 | 古河電工 | 5420 | 電線・光ファイバー |
5803 | フジクラ | 751 | |
6754 | アンリツ | 1430 | 計測器 |
6778 | アルチザネットワーク | 982 | |
7518 | ネットワンシステムズ | 1806 | ネットワーク構築 |