トヨタ自動車決算は為替見通しが保守的、自社株買い2500億円ポジティブ
大引けの日経平均株価は61円46銭高の19961円56銭、TOPIXは1.67ポイント高の1586.86ポイントで終了。東証一部の出来高は22億9202万株、売買代金は2兆7932億円、値上がり銘柄数979、値下がり銘柄数877、変わらずは159、曽田香料(4965)、大林道路(1896)が親会社からのＴＯＢによりストップ高、トヨタ自動車は一旦は下落したが巻き返して上昇して終了。
日本株のコア企業、トヨタ自動は(7203)の決算発表内容と株価の反応が注目された。２期連続の減収減益となった決算内容に、寄り付きは30円程プラスとなったがその後100円近い値下がりとなって自動車株の業績にピークアウト感が広がった。しかし地合いの強さから日経平均株価は２万円を目指したく、大引けのトヨタ株価はプラスとなった。
トヨタ決算評価-野村證券
http://www.kabu-net.com/desc.php?id=141585
トヨタ決算評価-クレディスイス証券
http://www.kabu-net.com/desc.php?id=141591
大林組が子会社の大林道路をＴＯＢ（株式公開買付）すると発表したことで、大林道路(1896)がストップ高まで買われた。ジャスダック市場では東レ(3402)、三井物産(8031)の子会社である香料メーカーの曽田香料(4965)をＴＯＢにて完全子会社化後に上場廃止となることでストップ高となった。
主力銘柄では東京エレクトロン(8035)が強い上昇となる反面、アドバンテスト(6857)、ＳＵＭＣＯ(3436)が売られ半導体関連株はまちまち、村田製作所(6981)、アルプス電気(6770)、ＴＤＫ(6762)などiPhone8関連銘柄御三家が冴えなかった。
ソフトバンクＧ（9984）は値を飛ばし、小野薬品(4528)はオプジーボと競合する海外医薬品メーカーの新薬が承認を得たとの報道で下落、三菱ＵＦＪ(8306)、三井住友ＦＧ(8316)など銀行株に買いが入りしっかり、レオス・キャピタルワークスがひふみ投信で運用する投資先に組み込んでいるスミダ コーポレーション(6817)が決算で買われた。
５％ルール大量保有報告書 スミダコーポレーション(6817)-レオス・キャピタルワークス(保有株増)
http://stockholder.top/archives/sumida-corporation-rheoscapital-works-170502.html
東証一部の値上がり率ランキング１位はアイフィスジャパン(7833)、大林道路(1896)、新日本電工(5563)、Ｍ＆Ａキャピタルパートナーズ(6080)、マーベラス(7844)などが上位に入り、値下がり率ランキング上位はワコム(6727)、日本商業開発(3252)、サンケン電気(6707)、ジャパンディスプレイ(6740)、ぐるなび(2440)、三越伊勢丹ＨＤ(3099)、メガチップス(6875)などが売られた。
新興市場ではアセンテック(3565)がストップ高、ドリコム(3793)は決算説明会が良かった模様と市場筋の間で流れ大幅高、サイバーステップ(3810)、モバイルファクトリー(3912)、テモナ(3985)など値動きの軽い銘柄が大幅高となっている。
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・そーせいグループ(4565)決算発表前に利益確定の手仕舞い売りにて株価急落
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・ディスコ（6146） 米系大手証券は株価上昇スピードが速いと指摘
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・ワコム(6727)下落率トップ、赤字転落と割高感がアナリストから指摘
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・シャープ(6753)業績改善も投資判断は「アンダーパフォーム」を継続
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・働き方改革関連銘柄の中核、テンプホールディングス(2181)は上昇余地あり
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・ジャパンディスプレイ(6740)決算、大幅赤字で想定以上に厳しい内容
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・スカパー（9412） 緊急車両向け衛星通信サービスの提供を開始へ
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・市場の話題
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ジャパンディスプレイ(6740)決算、大幅赤字で想定以上に厳しい内容
ジャパンディスプレイ(6740)が年初来安値を更新、4月13日の安値225円を下回り218円まで株価下落する場面があった。2017年3月期の実績は減収減益、大幅赤字で常に財務問題に注目される内容。
大口取引先に米国アップルを持ち、iPhone販売動向に業績が影響されやすく、有機ＥＬディスプレイに遅れたことで、大口受注はＬＧなど韓国企業に奪われた格好。既に5月1日に業績下方修正を発表してたので驚きは無いはずだが、株価は改めて下げトレンドを強く出している。
クレディスイス証券は「大幅赤字、想定以上に厳しい、ネガティブな印象」とレポート中でコメントしている。モバイル・スマホ向けは中国市場向けが下振れ、欧米向けは上振れ、ＯＬＥＤ（有機ＥＬ）搭載モデルが主流になりつつある時期で、ＯＬＥＤ研究開発費用増とモバイル向け大幅売上減がネガティブ
・タカタ(7312)再建に関する新情報無し、３期連続の無配、会社計画を下回る決算
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・説明会好印象 実需筋が勝負をかけるマザーズ銘柄
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・トヨタ自動車(7203)決算発表の評価-クレディスイス証券
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・ＴＤＫ(6762)決算ネガティブ、市場コンセンサスを下回る内容
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・5・11レーティング5
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・ユニリタ（3800） ひっくり返すだけでクラウドサービスの起動・停止が可能に
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・指値状況
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・5・11レーティング3
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・5・11レーティング4
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・トヨタ自動車(7203)決算発表の評価-野村證券
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・市場の話題
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・寄り付き前の外資系証券注文状況
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・5・11レーティング
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・5・11レーティング2
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・日揮(1963)、太陽光発電所建設を500億円で受注
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タカタ再建に関する新情報無し、３期連続の無配、会社計画を下回る決算
タカタ(7312)が5月10日引け後に2017年3月期決算と2018年3月期の見通しを発表した。投資家からタカタ業績期待が低いためか株価には反応が無い、前日比1円安の413円で推移している。
2017年3月期の営業利益は前期比7.5減の390億円、会社計画の400億円に10億円未達。当期最終損益は796億円の赤字で3期連続の赤字、3期連続の無配となる。
マーケット関係者の間では決算発表と同時に、再建計画について何らかのアナウンスがあるかと期待されたが新しい情報は何もない結果となった。決算説明会は5月18日に予定されている。
・フランス大統領選挙マクロン氏勝利、今後のドル円、ユーロ円見通し
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・ポジティブ材料、曽田香料(4965)ＴＯＢ東レと三井物産が公開買付
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・５％ルール大量保有報告書 ニューフレアテクノロジー(6256)-東芝(銀行へ担保提供)
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・５％ルール大量保有報告書 芝浦メカトロニクス(6590)-東芝(銀行へ担保提供)
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・５％ルール大量保有報告書 チタン工業(4098)-東芝(銀行へ担保提供)
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・ユーザベース（3966） 国内大手証券は株価上昇余地が大きいと解説
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・人気アナリストが注目の100円台銘柄
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・イトクロ（6049） 国内大手証券は学習塾予備校領域の潜在成長性は高いと指摘
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・そーせい決算５月１２日、開発治療薬に新たな材料思惑で２か月ぶりの高値
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・コーセー（4922） 米系大手証券は四半期ごとに業績見通しは引き上げられそうと指摘
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