２０１６年大納会、日経平均株価は５年連続高
【2016/12/30(金曜)】
2016年大納会大引けの日経平均株価は30.77円安の19114.37円、ＴＯＰＩＸは0.22ポイント高の1518.61ポイントで終了。出来高は16億6786万株、売買代金は1兆7125億円、値上がり銘柄数1071、値下がり銘柄数768、変わらずは164、タカタがストップ高、東芝がリバウンド、セイコーエプソン(6724)、レーザーテック(6920)は年初来高値を更新した。
東証一部の値上がり率ランキングトップはタカタ(7312)で２日連続ストップ高、ＥＴＦＳ天然ガス上場投信(1689)、キムラタン(8107)、東芝(6502)、一六堂(3366)、ブレインパッド(3655)、川田テクノロジーズ(3443)など、値下がり率ランキング上位はアダストリア(2685)、東芝プラントシステム(1983)、ＹＴＬ(1773)、船井電機(6839)、エコナックＨＤ(3521)などが並んだ。
「東芝と銀行株の下落に３つのシナリオ」が話題に
東芝は8日ぶりに反発、みずほＦＧ(8411)、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ(8306)は小幅高、トヨタ(7203)、キーエンス(6861)などの大引けに向けての上昇は市場関係者が日銀によるＥＴＦ買いを期待してた向きを表している。業種別では水産農林が上昇率トップ、日本水産(1332)やマルハニチロ(1333)が上昇、次いで医薬品からは塩野義製薬(4507)、アステラス製薬(4503)などが上昇した。
アダストリア(2685)は決算を失望した売りで下落率トップ、しかしザラバに証券会社から時価を大きく上回る目標株価のレポートがリリースされて下げ幅を縮小。任天堂(7974)はアンドロイド版のスーパーマリオラン配信予約受付を開始したとリリースして上昇、ビットコイン関連も話題になったがトレイダーズＨＤ(8704)、マネーパートナーズ(8732)など小幅高で年末最終日で市場参加者の少なさを感じる１日であった。
参考国内有力証券は詳しい３つのシナリオをレポートで紹介している
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日経平均株価の連続陽線チャートを意識
日経平均株価は朝方19000円を割り込んで安く始まった、2015年大納会の終値19033円を上回って終われば５年連続高となるために、市場関係者の多くは2016年大納会の日経平均株価は19033円以上で終わりたいと意識が強かった模様。ザラバ前日比プラスになる場面もあったが大引け直前にまとまった売りが出て日経平均株価は3日連続安となったが、2016年大納会の日経平均株価は19114.37円となり5年連続高となった。
参考チャート分析で売りシグナル・買いシグナルがわかる一目均衡表
５％ルール エイトレッド(3969)-ソフトクリエイトＨＤ
http://stockholder.top/archives/atled-softcreate-161228.html
５％ルール 旭硝子(5201)-バークレイズ証券(新規取得)
http://stockholder.top/archives/asahiglass-barclays-161228.html
タカタ連続ストップ高、米司法省との和解を期待した買い続く
http://225index.com/archives/takata-us-doj.html
東芝が８日ぶりに急反発、リバウンドはどこまで続く？
東芝(6502)が実に８営業日ぶりに急反発し逆行高。後場に、前日比30.7円（11.9％）高の289.4円まで買われている。東証１部の出来高・売買代金ランキングでトップ。値上がり率ではベストテン入り。原発事業での巨額の減損計上、格付け機関の格下げなどを嫌気した売りは前日までに一巡したようだ。自律反発狙いの買いや、値ごろ感からの買いも入っているようだ。
それでも、東芝の場合は今回の急落で、５日線が25日線に続き75日線を上から下にクロスした。短期的な反発はあっても、目先は安定下降のトレンドに入った可能性がある。
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・12/30 寄り付き前の外資系証券注文状況 １００万株売り越し
http://jpxnikkei400.com/archives/10000012.html
・アストマクス、Ｇダイニング、黒田精、東証が増担保規制を解除
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・12/30レーティング
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・５％ルール セグエグループ(3968)-愛須康之(発行会社の創業者)
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・東芝(6502)が急反発、原発事業での巨額の減損などを嫌気した売り一巡か
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