有機EL関連銘柄ブイ・テクノロジーが大幅高
2月21日、大引けの日経平均株価は45円71銭高の21970円81銭、TOPIXは0.84ポイント安の1761.61ポイントで終了。東証一部の出来高は13億8202万株、売買代金は2兆6862億円、値上がり銘柄数1087、値下がり銘柄数897、変わらずは82、三菱UFJが投資判断を引き上げたショーワ(7274)、株式分割と増配を発表したメディアスHD(3154)が大幅高、TOBされる三菱自動車(7211)は小幅高で終わった。
米国株式市場ではダウ平均が254ドル安の21870ドルと大幅安、外国為替市場では1ドル=107円30-40銭台まで円高一服となったことで日本株は小幅高で始まり、前場中ごろと、後場中ごろにマイナス圏まで売られたが引けに掛けて上昇した。三菱商事(8058)が三菱自動車(7211)株式をTOB(株式公開買付)によって発行済み株式の20%まで取得するという報道がされたが、TOB価格は1株749円で時価838円よりも低い事から買収プレミアムが無い事で株価上昇は限定的だった。
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投資家の間には波乱相場も一旦は底打ちしたとの考えで再びリスクオンの構え、しかし1月の高値24129円34銭まで戻すには時間が掛かりそうとの印象。国内大手銀行系列証券会社レポートによると、日経平均株価は2月中旬頃に底打ちして、3月中旬頃に再び安値を形成するという予想。ダブルボトムの最初の部分が2月で、リバウンド後に再び安値のボトムをつけにいく警戒感は残る。
東証一部市場の値上がり率ランキング上位は、メディアスHD、ショーワ、高千穂交易(2676)、ヤマシンフィルタ(6240)、ノーリツ鋼機(7744)、日本カーボン(5302)、下落率ランキング上位はクレディスイス証券がレーティング格下げした大日本住友製薬(4506)がトップ、決算内容がネガティブだったフィールズ(2767)、インプレスHD(9479)、ワイヤレスゲート(9419)が売られた。
韓国サムスン電子が有機EL減産を報じられ軟調だった有機EL関連銘柄、フラットパネルディスプレイ関連銘柄の中でもブイ・テクノロジー(7717)は国内証券の目標株価引き上げで大幅続伸、平田機工(6258)、保土谷化学(4112)も急反発となった。金融株は三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、野村ホールディングス(8604)など軟調だったが、キーエンス(6861)、安川電機(6506)、ダイフク(6383)などFA関連、設備投資関連は大きく買われた。
個人投資家好みの銘柄ではニチダイ(6467)が5日ぶりに反落、リミックスポイント(3825)が大幅安、ブレインパッド(3655)が急反発して年初来高値を更新、出来高は薄いがオウチーノ(6084)が大幅高、じげん(3679)が商いを伴って大幅高、直近では岩井コスモ証券がじげん目標株価を1000円から1300円へ引き上げていた。