ＬＩＮＥ投資評価「BUY」へ引き上げ
ＬＩＮＥ株価が急上昇、野村證券が投資判断を「ニュートラル」から「ＢＵＹ」へ引き上げ株式市場の注目となった。株価は１か月ぶりの水準まで上昇る場面があり前日比２６０円高の４０７０円まで買われた。野村證券によるＬＩＮＥ目標株価は３４７０円から４７００円へ大幅に引き上げられている。
ＬＩＮＥ ＬＩＶＥ動画サービスの収益化、ＬＩＮＥニュース新設によるインプレッション数増加、動画広告比率が上がることにより中長期成長を評価して、アナリストは２０２６年の営業利益予想を前回比４４％上方修正している。
国内ユーザー数が多く知名度の高いことで、２０１６年７月にＬＩＮＥは日米同時上場を果たした。市場の注目が高いが売出し株数が多くＩＰＯ初値予想では、公開価格３３００円と同水準とみられてた。実際にＬＩＮＥ初値４９００円、直後に５０００円の高値をつけたが、上場翌月には３７８０円まで下落して、ほぼＩＰＯ初値天井となっていた。
テクニカル面では上場来２度目となる、２６週移動平均線を上抜くチャートとなった。前回は３月に初めて２６週移動平均線をブレイクして４週間は株価水準を維持できた、今度は価格帯別出来高で４４００円が一番厚い層だけに、ここを抜くのには相当の売買代金と出来高のパワーが必要になるとみられる。
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