石川製作所、豊和工業が寄り付き天井、短期資金の値動き荒く
4月5日、北朝鮮が中距離弾道ミサイル「ＫＮ―15」を１発発射して９分後に日本海に落下した。日本政府は「断じて容認できない挑発行為」として発表、地政学的リスクが高まり防衛関連株に売買が集まった。
昨日より石川製作所(6208)、豊和工業(6203)など防衛関連株が大幅高となった。しかしきょうは寄り付き天井となり、石川製作所は買い気配から前日比68円高の1080円で始まり1121円まで値上がりしたが、午前10時24分には57円安の955円まで売られている。
豊和工業(6203)も同様で寄り付きは前日比8円高の719円で始まったが、午前9時42分には25円安の686円まで下落している。どちらも有事の際、地政学的リスクが高まった相場環境で大幅高になるが、投資家の主体が短期売買を目的とした資金が多く、株価は乱高下となっている。
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