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技研興業、阿波製紙などEMP攻撃・電磁パルス対策銘柄がストップ高

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電磁波シールド関連株、EMP攻撃関連対策銘柄がストップ高

ICBM北朝鮮リスク

2017年9月8日、大引けの日経平均株価は121円70銭安の19274円82銭、TOPIXは4.70ポイント安の1593.54ポイントで終了。東証一部の出来高は18億6042万株、売買代金は2兆7145億円、値上がり銘柄数678、値下がり銘柄数1247、変わらずは101、EMP攻撃(電磁パルス)に関連する阿波製紙、技研興業がストップ高、大株主の売りでUUUM上場来安値更新。

9月9日は北朝鮮の建国記念日に合わせてICBM発射懸念が高まっている、昨年2016年9月9日は核実験を行っており、今年は9月3日に水爆実験を実施したことで、9日はミサイル発射との観測。日経平均株価は午後に下げ幅を拡大、為替市場では1ドル107円台をつけに行ったことから投資家のリスクに備えて持ち高整理の売りや、買戻しなどが活発に行われた模様。

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防衛関連の中核銘柄として石川製作所(6208)が上昇する場面があったが、週末前に手仕舞い売りにて値を消した。細谷火工(4274)も下落したが、豊和工業(6203)は小幅プラスで引けている。これらに変わって技研興業(9764)と阿波製紙(3896)がストップ高まで上昇。

北朝鮮は核爆発が起こると強烈な電磁波で電子機器が破壊されるEMP攻撃(電磁パルス攻撃)への言及で、株式市場ではEMP攻撃対策関連銘柄、電磁波シールド関連株が物色された。阿波製紙、技研興業、巴コーポレーション(1921)、タツタ電線(5809)が買われ、7日にストップ高まで上昇したオリジン電気(6513)は利益確定の売りに反落となった。

東証一部の値上がり率ランキング上位は、外資系証券から目標株価引き上げされたN・フィールド(6077)、阿波製紙、シュッピン(3179)、巴コーポレーション、木村化工機(6378)、シード(7743)などが占め、米国ハリケーン「ハービー」被害から災害復興関連として竹内製作所(6432)、ヤマシンフィルター(6240)、コマツ(6301)などが株価上昇。




UUUM上場来安値、ベンチャーキャピタル保有株を市場で売却

リチウムイオン電池関連で東洋炭素(5310)が年初来高値を更新、リチウムイオン電池の寿命を12倍にする独自の技術で株価急騰している安永(7271)は、売買代金ランキングで三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)をも上回って6位にランクイン、任天堂(7974)が終日堅調な値動き、マザーズから東証一部市場へ指定替えが発表されたアカツキ(3932)、ベステラ(1433)が値上がりした。

値下がり率ランキングで目立ったのは回転寿司のくらコーポレーション(2695)が個別銘柄で下落率トップ、前日に発表した決算内容が営業減益12%となったことが嫌気売り材料視された。約束手形2回目の不渡りを出し銀行取引停止処分になった東証二部上場の郷鉄工所(6397)は上場廃止となることで株価1円まで売られ値下がり1位、シャープ(6753)、FDK(6955)、エルナー(6972)など電池関連銘柄にも売りが目立った。

新興市場では直近IPOのUUUM(3990)が上場来安値を更新、上場前からの大株主ベンチャーキャピタルが上場日から持株を市場で売却しており値崩れする展開。IPOにはロックアップにより上場直後に従来からの大株主は売却できないのが普通だが、UUUM上場にはロックアップ解除が公開価格の1.5倍で解除されることで、既存の大株主ベンチャーキャピタルが異例なスピードで株式を売却して値下がりしている。

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北朝鮮EMP攻撃対策関連銘柄、技研興業、阿波製紙がストップ高

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