マルサントレード投資情報「5月の注目4銘柄」
丸三証券調査部が5月の注目銘柄としてエボラブルアジアなど4銘柄をレポートで紹介している。IoT関連銘柄、高成長期待企業、高シェアArFフォトレジスト材料関連銘柄、建設機械関連株が採りあげられている。
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PCIホールディングス(3918)
組み込みソフトの安定的な成長と、IoT拡大の恩恵を受ける企業として期待。
丸三証券調査部アナリストはPCIホールディングスの投資判断を新規「買い」、目標株価3200円でレポートをリリース。同社は中期目標として売上高成長率を毎期5%~20%、営業利益率6%~10%の達成を掲げている。
業績を拡大するIoT分野への期待が持たれており、会社計画では2019年9月期までの業績予想にM&Aの影響・効果が織り込まれていない。
大阪有機化学工業(4187)
高シェアArFフォトレジスト材料の拡大により収益性が向上。アナリストは同社の高収益の要因はArFフォトレジスト材料と推測。ArFフォトレジストとは、半導体の微細回路形成に重要な素材で業界トップシェアを誇る。スマートフォン高機能化、大容量化、HDDからSSDに置き換えなど半導体需要が旺盛で同社製品も好調な出荷状況が続いている。
丸三証券では投資判断を新規「買い」、目標株価1700円でアナリストレポートをリリースした。
エボラブルアジア(6191)
高成長企業として期待されるエボラブルアジアの投資判断は「買い」を継続、目標株価を3100円から3600円に引き上げてアップデート調査レポートをリリースした。2017年2月からJR東日本と契約締結により新幹線のオンライン予約サイトを開始。
DeNAベトナム法人を買収により、電通とベトナムにジョイントベンチャーを設立。ITエンジニアを丸ごと確保したことで、ITシステム開発を海外の安い人件費で行いコスト削減が可能になった。
エボラブルアジアの旅行予約サイト「AirTrip」ユーザー数増加が見込まれ、国内航空券予約サイトとしての地位を確立。
KYB(7242)
建設機械用油圧機器の売上回復、一時低迷していた中国市場での建設機械需要が回復に向かい、米国インフラ投資、新工場建設、新興国の景気回復と日本国内での需要回復によりアナリストは全般的に期待が持てると判断。
KYB投資判断を新規「買い」、目標株価650円でアナリストレポートを発行した。アナリストによる業績予想は、2017年3月期営業利益188億円、2018年3月期214億円、2019年3月期228億円。為替前提レートは1ドル114円であり、今後の円安で増益は更に増加するKYB為替反応度はドルに対して1円の円高で1億5000万円の影響とみているという。