ビットコイン関連銘柄GMOコイン
インターネットサービス総合大手のGMOインターネットが仮想通貨(ビットコイン)事業に参入することが買い手掛かり材料視された。bitFlyerによるビットコイン価格は1ビットコイン4310ドルと中国で市場閉鎖報道で急落してから再び価格上昇して4300ドル台を回復している。
GMOによると仮想通貨ビットコインのマイニング(採掘)事業をする拠点を欧州に開設して、2018年にも開始するという計画。設備投資などに100億円を予定しており、資金調達にはファンド形式で一般の投資家からも資金募集をする考え。
マイニグ事業は仮装通貨取引の記録を分散台帳に記録する作業で、現在では中国に業者が偏り過ぎてビットコイン分裂の原因ともされた。日本企業もマイニング事業に参入することは、自社で培った金融ノウハウ、フィンテック技術を活用する機会にも恵まれるという。
GMOインターネット株価は、こうした将来性の大きいビットコイン関連銘柄として値動きの少ない株式市場でも後場に入りGMO株価上昇が目立ち、前日比16円高の1415円で取引を終えている。