インターネットセキュリティ関連株に注目
国内大手証券がサイバーセキュリティ関連銘柄を特集レポートを発行、株式市場関係者の間で話題となった。警察庁の発表によると、2017年上期のサーバー攻撃等に関する相談件数は、7万件と過去最高になったというデータが公表されている。
今後、仮装通貨取引が普及すると同時にフィンテック、ブロックチェーン、サイバーセキュリティなどの技術が必要となってくる、自動運転車にサイバー攻撃がされて誤作動を起こし交通事故の発生があってはならない、世界の大手自動車メーカーはサイバーセキュリティ会社を買収して傘下にしたりするなど、業界にとってはビジネス拡大チャンスとなる。
ネット有害情報遮断、情報漏洩防止フィルタリングソフト大手のデジタルアーツ株価が、9月15日に年初来高値を更新した。前日比300円高の4695円まで上昇して、日経平均株価を大幅にアウトパフォームしている。
こうした中、まだ株価に出遅れ感があるインターネットセキュリティ関連銘柄が多数ある。投資家の物色テーマとして関心が高まり、今後株価上昇が期待できるために銘柄リストは控えておきたい。
サイバー攻撃関連銘柄 | 9/15株価 | 投資情報 | |
2326 | デジタルアーツ | 4680 | 丸三証券新規「買い」 |
3040 | ソリトンシステムズ | 1220 | クラウド安全 |
3762 | テクマトリックス | 1511 | 目標株価1900円へ引き上げ |
3968 | セグエグループ | 4410 | レオスキャピタル大量取得 |
4768 | 大塚商会 | 7100 | 外資系証券レーティング |
4847 | インテリジェントウェイブ | 747 | サイバーセキュリティ関連株 |
6050 | イー・ガーディアン | 2171 | ネットセキュリティ企業 |
4704 | トレンドマイクロ | 5540 | ウイルスバスタークラウド |
4344 | ソースネクスト | 493 | フィンテックサミット関連株 |
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ATM18億円引出し事件
サイバー攻撃はフィッシング詐欺メール、詐欺サイト、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)など金融情報を抜き取り被害が発生する。国際的な大掛かりな事件では、2016年に発生した「ATM18億円引出し事件」が記憶に新しいだろう。
南アフリカのとある銀行が発行したクレジットカード情報を、ハッキング行為でクレジットカード情報を盗み取得して、これが日本国内のセブンイレブンなどコンビニに設置されたATMから一斉に現金が引き出された事件。
犯行時刻は早朝5時ころから数時間、現金を引き出す「出し子」の総数は100名以上、同時刻タイミングにスタートして、ATM設置会社がアラートを出しロックするまで短時間に18億円もの現金が引き出されるという被害に遭った。
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