シェアリングテクノロジー終値2752円初値比8%安
8月3日新規上場したシェアリングテクノロジー初値は公開価格1600円を86.9%上回る2990円で寄り付いた。初値形成後に3085円まで株価上昇する場面もあったが、上場初日の終値は初値比8%安の2752円で取引を終えた。
IPO初値予想によれば、シェアリングテクノロジー初値予想コンセンサスは2800円~3200円だった、公開価格1600円の1.5倍でベンチャーキャピタル保有株がロックアップ解除となる2400円が意識されたほか、数日前からマザーズ指数が急落したことで個人投資家マネーが痛んでいるとの指摘も聞かれた。
上場初日の終値が初値から下落したIPO銘柄の場合、上場2日目から信用取引で買付できる証券会社が増えるために買い需要が発生するケースが多い、それでも下落が止まらない場合は見切り売りが多発して下値を試す可能性が高いので、上場2日目の株価は要注意。