住友不動産賃貸・マンション事業が好調
住友不動産(8830)株価が堅調、4月6日安値2809円から6月16日高値3528円まで約2か月間で株価は25%近く上昇した。国内大手証券が6月16日レポートで住友不動産の目標株価を4600円に引き上げたことがマーケット関係者の間で伝わっている。
SMBC日興証券は住友不動産(8830)の投資評価「1」を継続、目標株価4500円から4600円に引き上げた。賃貸、マンションとも順調でアナリスト予想を引き上げ、営業利益2000億円を達成すると考えているという。
同社子会社の住友不動産販売(8870)を、TOB(株式公開買付)により完全子会社化は合理的な判断と評価。
今後は業績、資産価値向上、株主還元の充実、投資家へのリターンが課題と指摘している。