シャノンとソフトブレーン連携システム開始を好感
シャノン(3976)が値幅制限一杯の1000円高、7010円まで買われストップ高となった。今年最初のIPOとして注目度が高く、シャノン上場初日は買い気配のまま初値つかずに持越し、上場2日目に公開価格1500円の4.2倍となる6310円で初値をつけた。公開規模が2億6000万円台で品薄株で事業内容がクラウド型マーケティングサービス提供と言うところが人気に拍車を掛けた。
2月2日、シャノンはソフトブレーン(4779)製品と連携してマーケティングサービス提供できると発表したことが買い手掛かり材料となった。シャノン主力製品の「SHANON MARKETING PLATFORM」とソフトブレーン社の「eセールスマネージャーRemix Cloud」が連携して使用できるようになり機能向上した。ソフトブレーン株価は29円安の439円と値下がりしたが、シャノンはストップ高まで買われ上場来高値を更新して7010円で終了。
株価を動かす材料的には小さいニュースであったが、日経平均株価が233円下落する地合いでは東証一部市場よりも新興市場に資金シフトしており、マザーズ市場、ジャスダック市場に上場する銘柄が物色されやすい環境に株価が大きく反応した印象。
シャノン初値予想、年初のIPOは好パフォーマンス傾向で投資妙味大
シャノン初値は公開価格4.2倍の6310円、東芝不正会計を訴訟準備が話題