新規上場ティビィシィ・スキヤツトが買い気配スタート
2016年の新規株式公開(IPO)としては最後となるティビィシィ・スキヤツト(3974)が、ジャスダック市場に新規上場。公開価格1400円と同水準で買い気配スタート。
TBCSCATは公募14万株、売り出し8公募万株のほか、オーバーアロットメントによる追加売り出し3万株を実施した。公開価格は仮条件の1300円~1400円の上限で決定。公開規模は3億6400万円と小型IPO案件で、今年最後のIPOだけに投資家の期待が高まりやすく、直近IPO銘柄の活況ぶりからも強い初値形成となりそうだ。IPO関係者による初値予想は3200円となっている。
同社グループは、同社及び連結子会社1社(TBCシルバーサービス)の計2社で構成されており、同社においては、美容サロン向けICT事業と中小企業向けビジネスサービス事業、連結子会社においては、介護サービス事業を手掛けている。
会社側がきょうの寄り付き前に発表した17年9月期の連結営業利益は、前期比12.7%増の2億4500万円の見通し。