なぜリキャップCBなのか?
SBIホールディングス(8473)が小幅ながら2日続伸、8月29日引け後に同社は自社株買い上限200億円/1500万株、発行済み株式に7.36%相当を実施すると発表。自社株買いの資金を調達するのに400億円分のCB発行も同時に発表した。
転換社債(CB)発行により資金調達して、500億円のうち200億円を自社株買いの資金に充てる、この方法をリキャップCBという。借金して自社株買いをするということに不可解な感じもするが、リキャップCBの効果はROE向上するが負債も増えるという現象になる。
ドイツ証券では、SBIホールディングス(8473)レーティング「HOLD」目標株価1270円、リキャップCB発行は短期的に株式需給にポジティブというレポートをリリースしている。しかし市場関係者からは「なぜリキャップCBなのか?」という声も出ている。