トヨタ自動車売上高28兆5000億円、前期比3.3%増
トヨタ自動車が8月4日に発表した2018年3月期業績見通しは、連結売上高28兆5000億円、営業利益1兆8500億円、税引き前利益2兆500億円、最終利益1兆7500億円と発表した。
売上高は前期比3.3%増、営業利益は7.2%減、税引き前利益は6.6%減、最終利益は4.4%減の見通しで、2期連続で減益となる見通し。当初会社計画よりも為替想定レートを円安に見直したことが要因で、営業利益を従来予想1兆6000億円から1兆8500億円に2500億円上方修正した。
アナリスト予想コンセンサスでは2兆250億円だったが、上方修正してもコンセンサスを下回った。週明け決算発表を受けトヨタ自動車株価の反応は、上方修正をポジティブに受けとめ株価上昇するか、上昇修正してもコンセンサスに届かないとネガティブに受けとめ株価下落するかが注目される。
今期想定為替レートは従来1ドル=105円から110円に、1ユーロ=115円から124円へそろぞれ円安方向へ修正している。